たびたび出てくる破風の話題です。
後からペンキで塗られた部分もあったので、塗装をはがすと・・・
裏甲(うらごう)、欠眉(かきまゆ)と呼ばれる部分の朱漆の下から黒色の塗装があらわれました。
ということは、当初は黒だったということです。
しかも前の破風板は、朱色・黒色の二重になっているのに
後ろの破風板は朱色のみで下から黒がでてきませんでした。
やはり前後の破風板の製作時期が違うということです。
↑写真は前の破風板で材質は栗。
↓は後補と考えられる後ろの破風板で、ケヤキでできています。
こちらは朱色の下に黒色がみえない。
細かい破損個所の修理もやってもらってます。