山車 復原修理の記録 破風板

屋根の前後につく破風板。

それぞれ2枚に分割されます。

こちらが前。上部に3ヶ所木が出ていますが、ここに鬼板の彫刻がはまります。
下部に見える丸い金具は懸魚の彫刻を固定するもの。

こちらは後。彫刻がないため、↑にあるような木や金具はありません。
ちなみに飾金具がついていますが、こちらは飯能に来た後につけたものです。

裏側から見るとこんな感じです。
彫刻をとめる金具がついているので、前部の方です。

こちらは何もついてないので、後部。

左右の板の分割部分はこんな風になっています。

また、上下が赤い色で塗ってあります。
こちらの写真を見ると色の濃さがちょっと違います。

左側の少しくすんだ部分は彫刻がついている所。右側の少し明るい部分は、彫刻がなく外から見えるとこ。
山車を組み立てた(彫刻をつけた)状態でペンキで塗ったことがあるようで、明るい色の部分はそのとき塗ったペンキです。
彫刻の取り付け部分はその時塗らなかったので、昔のままの塗装(漆? 昔の絵の具?)です。

カテゴリー: 二丁目の山車 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください