昨日でした。
毎年恒例の9月のイベント。今年の出演は3団体。
まずは当所・前田囃子保存会さん
昭和6年ごろ、原町囃子連より習得した小田原囃子若狭流。
一番始めの演技順だったため、役員の仕事があり残念ながらほとんど見られませんでした。
つぎに日高市・上鹿山囃子連さん
かつては獅子舞を行っていたが、安政年間に柏原村の囃子連と道具を交換しあったのが
上鹿山囃子連の始まり。
囃子は中台(川越仲町の山車に乗っている連)から教わり、王蔵(院)流旧祭囃子と称している。
川越の王蔵流とは少し印象が違いましたが、屋台の一部や天狐の踊り方に共通点があるような気がしました。
さいごが新座市・石山裕雅社中さん
江戸里神楽土御門流を江戸時代中期より伝承。
最初に石山裕雅さんによる「篠笛の調べ」。唄笛と古典調の笛の違いや、調子の違い、また能管と篠笛の違い
など実際に音を聞きながら説明してくれました。
次は鳴り物のみで「寿獅子・神楽囃子組曲」、最後に里神楽「神舞」
久々に「講習会」って感じで、勉強になりました。